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選択と集中

我が事務所の入り口に、鉢植えがあります。中には竹が斜めに交差しながら何本も編んだ状態で植えられてます。
半年前は、全て青々としてましたが、近頃、そのうち何本かが枯れかかっていたのでずっと気になってました。
今日、手入れをしました。
よく見ると、竹を交差させて編むために針金で縛って固定してありました。それぞれの竹が成長し、お互いを縛りあっていたようでした。
その結果。強い竹は生き残り、弱い竹はその針金が食い込んで枯れたようでした。
「もっと、早く気がついてあげれば・・・」と思いながら、手入れしました。
そのとき、こんな小さな鉢植えの中でさえも、「強いものだけが生き残り、弱いものが滅んでいく」という自然の摂理のようなものを感じある種の感慨を覚えました。
そして、枯れた竹は全ては取り除き、お互いを縛りあっている全ての針金を解き、生き残った竹の全てが大きく成長できるようにと願いました。
ふと、、昨今、「選択と集中」といわれた「強い部分に経営資源を集中させより強くし、弱い部分は切り捨てる」という経営手法を思い出しました。
by niwa_kaikei | 2005-05-12 00:18
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